prologue1/4

1階が死ぬとまちが死ぬ

 あるまちの集合住宅の1階には、長年、まちの人に愛されていた 喫茶店がありました。しかしある日、その喫茶店は集合住宅まるごと壊されてしまいました。
 数年後、新たに建てられたのは、今やどこにでもある近代的なマンションでした。1階に喫茶店はありません。そこにつくられたのは、ただのエントランスとお飾りのロビー、そして数台分の駐車場でした。こうしてまたひとつ、まちの人にとっての居場所がなくなりました。
 日々、このようなことが、日本中で起きています。一見、仕方のないことに思えますが、開いた1階が閉じた1階へと変わり続けると、どうなるのか。その行き着く先は、まさに「死のまち」です。
 本当に仕方のないことなのでしょうか。どんな施設であれ、どんな建物であれ、1階そのものにパブリックマインドを持たせ、立ち寄ったり、関わったりする「余地」をつくることは可能です。そういう日常づくりが実現できれば、まちは再び息吹を取り戻すでしょう。これは、エリア一帯の不動産価値向上にとっても不可欠なことなのです。

ページトップへ

prologue2/4

グランドレベルを観察する

 私たちは、世界にあるさまざまなグランドレベルについて、どのような設えやデザインが、人の行動や気持ちに影響するのかを継続的に観察しています。キーワードは「エッジデザイン」。ここストックされ ていく良い事例、悪い事例は、私たちが、これからグランドレベルづくりに関わっていく際の、大きな拠り所となります。



ページトップへ

prologue3/4

最適なバランスから、新しいグランドレベルを創る.

 無数の事例を観察していくと、人にとって心地よいグランドレベルは、そこに入るコンテンツ(プログラム)や、そこに立つ人の振る舞い方、そしてデザインのディーテールなど、複合的な要素のバランスで成立していることがわかります。グランドレベルの力を最大限発揮できていないものがあるとしたら、それらのバランスに、どこか問題があると考えられます。
 そして今後、社会の変化による、多様なライフスタイルの誕生によって、これまでにない新しい形のサービスや施設がさらに求められる時代となります。それとともに、それにふさわしい未だかつて見たことのない未来のグランドレベルとはどのようなものかを、私たちは考えていきます。  私たちは、どんなときも、新しくかつ最適なバランスを持った、最良のグランドレベルをつくるお手伝いをしたいと考えています。 

ページトップへ

prologue4/4

チーム“グランドレベル”は、 楽しく使い込みたくなるGLをつくる プロ集団.

 魅力的なグランドレベル、楽しく使い込みたくなるグランドレベル をつくるためには、法規から税制、看板の大きさひとつから、家具の高さ、食器の質感、内観・外観の設え、照明の明るさ、ロゴやブランディング、そしてパブリックマインドを持った人たちのリーシングに至るまで、さまざまなレベルでの「デザイン」が必要となります。
 グランドレベルを構成るいろいろな要素を、最良のバランスでつくるため、私たちはプロジェクトごとに、デザイナー、建築家、アートディレクター、家具デザイナー、まちづくり専門家、ウェブデザイナー、 ランドスケーパー、不動産専門家など、さまざまプロフェッショナルの外部パートナー、そして不動産オーナーや不動産事業者、出店希望者の皆さんとチームを組み、全力で取り組んでいきます。

ページトップへ

前のページへ

次のページへ